受付

外来メインのクリニックでは、インフルエンザをはじめとした感染症の患者さんも多いため、院内感染の可能性を少しでも減らす為に、待合室や処置室などを透明なガラスで仕切ることが出来る扉を設計してある。

都心から1時間もかからない郊外に建つクリニックビル。
近くのテナントビルで診療を行なっていたが、面積不足となったため近くに新築した建物。新築に際し、CTスキャンや透視台などの設備を導入し、逆にクリニックに併設していた薬局を閉鎖した。またこのビルは、スタッフルームや事務局などの医療法人としての本社機構も併設している。

構造は鉄骨造。CTスキャンは総重量が1500kgにもなるため一階の床は厚いコンクリートでできており、またレントゲン機器を吊る構造体など、設計においては見えない部分で様々な工夫が必要となる。

夜景

(C)Tetsuya Furukawa 2008

Topに戻る
案内看板

患者さん用のトイレ。奥の小窓は尿検査の際に、尿の入ったカップを置くスペース。取り出しやすく、ただスタッフと患者さんの視線が合ってしまわないような角度で設計する。トイレには緊急の呼出ボタンも設置している。

リハビリテーション室。牽引機器やマッサージベッド、低周波治療器などを完備。
サイズはもちろんのこと、必要な電源の種類やワット数、重量なども踏まえてレイアウトしていく。特にプライバシーの必要な治療は注意が必要。