(C)Tetsuya Furukawa 2008
左)道路面の外観。約3.5mだけ公道に接した、いわゆる”旗竿敷地”
上)格子戸。腐らない樹脂木材を使った引き戸
右)南の外観。隣地の庭に面しているので、2階の日当たりは非常にいいものの、隣地の物置がある
敷地は典型的な都市型住宅地。30坪弱のうち8坪程度が旗竿の竿部分。また、東西に長い敷地で北側の斜線制限も2方向から掛かってくるため、法定建ぺい率は50%あるが、旗竿の竿部分にまで建物を持ち出さないと敷地を使い切れない。結果、その持ち出した部分に特徴のある外観になっている。また、オープンな外構になっているため、カーポートの終わりの部分に格子戸を計画してプライベートの境界になるように工夫している。格子戸のほか、2階正面外壁の格子、2階奥の窓格子、2階窓の転落防止手摺、隣地境界フェンスにも樹脂木材を使用。