(C)Tetuya Furukawa 2008

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案件は築20年を超す分譲マンション。90u強の近郊型マンションで4LDKの間取り。リビングのほかは畳の部屋、カーペットの部屋、フローリングの部屋など小リフォームを行なってきた模様。施主は20代の夫婦と4歳の男の子。

右)洗面所と浴室:おそろいのモザイクタイル貼。マンションなので、梁などのデコボコをいかにデザインに取り込むかが重要。下)パインの集成材を使った収納棚。この棚がやわらかく空間を仕切り、その向こうに個室風のプライベート空間が3つ用意されています。

間取りは4LDKから緩やかに仕切られたワンルーム状に激変しています。

上)ダイニング:キッチンの収納に続くBOX収納は幅約6mのファミリー収納。食器はもちろん、家族のありとあらゆるものが収納されています。
右上)リビングから玄関方向を見る。右)リビングは間接照明をメインとした落ち着いた雰囲気。
左)ダイニングには木張りの天井にダウンライトを埋め込んだシンプルな計画。
下)トイレ:濃い色の床材に白い壁や天井なので、オレンジ、黄色、緑などがアクセントとして配色されたインテリア。

コストに関してはやや厳しい面もありましたが、内部はすべて解体、スケルトン状態にして坪30〜35万円という工事費を実現。ご主人が建築関係という事もあり、ご自身のお付き合いの会社から設備などを調達したり、素材も工夫をして、リーズナブルで高品質な材料をセレクトしています。