(下)列柱のデザイン/(右)縁なしの目積たたみに丸窓からの光がきれいに落ちています/(下)この障子は両側に引き分ける事ことも出来、隣家の視線をカットしたガラス部分からは空を眺めることが出来ます

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(C)Tetuya Furukawa 2008

柱は構造体でもありますが、重要なデザイン要素でもあります。

黒く四角い柱の連続とシックな色の外壁と屋根は和のイメージを連想させますが、それでいて部品は決して和風ではない、近代的な堅牢なイメージの雰囲気というのは、日本人の好む独特なデザインイメージのような気がします。

「和風でも洋風でもない・・・。だいたい洋ってどこ?」
そんなコミュニケーションで住まいを創っていきます。

真四角のたたみが9枚並んだコーナーに、お昼を過ぎると丸い光が出始めて、だんだん移動してきてこのあたりまできたら日が沈む・・・。光や風は動くので、時に不思議な光景を創り出します。


光は暗すぎても明るすぎてもいけない・・・。上手に付き合っていかなければならないものです。